郷土伝統芸能についてー祭り囃子等の現状と継承および振興策について

<一般質問 平成12年3月議会>

○萩原あきひろ

 市内の伝統芸能の継承について、お伺いいたします。 浦和市内では、伝統芸能が市内各地で行われ、その歴史と伝統は地域の文化として継承されて来たと伺っています。今年で20年目を迎えようとしているうらわまつりでは、様々な地域に根ざした太鼓やお囃子も披露され、勇壮な神輿パレードとともに祭りを盛り上げ、多くの市民を楽しませております。

  私の地元の鹿手袋囃子保存会では、代々先輩師匠からの口伝えで伝えられていたお囃子を、鹿手袋の有志の方が2年ががりで楽譜にあたる字言(じげん)におこし、「鹿手袋囃子」という本にまとめられました。また、大里小学校では、本年1月に音楽の授業の際に取り上げ、地域のお囃子に接する機会を作ったと伺っております。 しかしながら、お囃子や踊り あるいは獅子舞等の郷土伝統芸能の継承には技能の難しさもあり、楽器の数やその特殊性等により楽器・衣装の保護・管理と同時に後継者の育成継承にご苦労されているとのお話を、伺っております。 浦和市内には、県立民俗文化センターの調査によると、鹿手袋囃子保存会の他、内谷おはやし連、別所の岡田社中等28の祭囃子伝承団体があるとの事です。 浦和市内で祭囃子の他にも、獅子舞等その他の郷土伝統芸能として保存されて来ている団体や、その種類はどの位あるのかを、お伺いいたします。  皆さんそれぞれ次世代へ継承していくご努力をされているようですが、浦和市としての、文化財の保存・継承等の支援策 後継者に対する普及教育 民俗伝統芸能の将来への対応について、お伺いいたします。

<答弁>

○ 山浦直臣社会教育部長  

  郷土伝統芸能につきましての御質問にお答えをさせていただきます。

  浦和市の郷土芸能につきましては、市内のそれぞれの地域で育まれた祭囃子や民謡と踊りなど、30程度を数えております。    また、郷土芸能は、地域の人が伝えて、地域の暮らしに密着に結びついていく特色を持っているものでございまして、現代の生活にとっても意義深いものでございますので、現在、教育委員会といたしましては、無形民俗文化財として指定し、後継者育成事業を実施してきておりますし、祭囃子等の地域の団体につきましては支援を行い、参加と発表の機会を広げているところでございます。    今後とも、後継者の育成と普及に努めてまいります。    なお、平成12年度の秋ごろに、これらの育成と交流のきずなを強くする発表の場といたしまして、「第27回浦和市郷土芸能のつどい」を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。