生涯学習におけるIT(情報通信技術)の活用について
<一般質問 平成12年9月議会>
○萩原あきひろ
「IT(インフォメーション・テクノロジー、情報通信技術)」が家庭や職場への新しい通信技術の手段として普及し、爆発的に広がり定着してまいりました。
その代表が衛星通信やインターネットに代表される情報通信技術で、パソコン・携帯電話・カメラやテレビ等周辺機器は大きな広がりを見せております。
その活用による生涯学習の機会は、無限であると思います。
子どもや若者は時代への適応力が早く、私の家庭でもパソコンや携帯電話、デジタルカメラ等を駆使し家庭内でのやり取りや友人等への連絡の手段として既に定着をしております。
学校でもすでに中学校には一クラス分、小学校にも一クラスの2分の一の割合で新型のパソコン機器の導入が決定し、中学校では本年度で整備が終了し小学校での整備が進められております。
一方 年代が進むに連れ、興味は非常にあるが電子機器の用語や機器の操作の複雑さ故、話の輪に加わる事すら敬遠しがちであるとの話も聞きます。
学校施設等を利用したパソコン教室は毎回盛況であるとのお話をお伺いしております。
最近では、生涯学習の概念が広く社会に浸透し、生涯を通じた学習活動の必要性が認識され、市民の皆様の学習活動は一層活発になってきていると思います。しかし現在の公民館などでは外部との接続設備や、周辺機器の整備が不充分で内容の充実が図れないとの話も聞きますが、現状はいかがなのでしょうか。
私の支援者のある方は、70歳を過ぎた今からパソコンを習得するんだと機器を購入され、インターネットでお便りを頂きました。
政府では去る7月7日にITの戦略本部が設置され、官房長官がIT担当として新たにその任を担当する事となり、日本独自の国家戦略の構築に本腰を入れ始めました。
市民の学習ニーズは、今日多様化するとともに高度化しております。そのため、高度な学習機会の提供により一層の充実をはかるとともに、これらの機会に容易にアクセス出来ることが求められているとおもいますが、現状をどう分析しておられるのか、また今後このシステムをどのように構築して行くか早急の対策が求められていると思いますが、お考えをお伺いいたします。
<答弁>
教育長が御答弁申し上げました以外で、所管に関わります事項につきまして、何点かお答え申し上げます。
生涯学習におけるI Tの活用についてでございます。
21世紀を目前に高度情報化時代の波を受け、年々パソコンやインターネットに関する市民の関心等高まりつつございます。パソコン学習の機会の提供に対する市民の要望は非常に高いものでございます。現在、パソコン講座につきましては、プラザイースト等青少年宇宙科学館で毎月数回行っております。また、市内小学校、中学校、高等学校における学校開放講座や地域の公民館と連携して講座を開設しているところでございます。ちなみに昨年のパソコン講座の実績でございますが、大学を含めまして、10校の御協力により、学校開放講座を開くことができましたし、公民館におきましては、14か所において実施したところでございます。
議員の御指定のように、毎回沢山の応募がございまして、市民の皆さんの御好評をいただいたところでございます。要望も多いところから、今後も各学校等にお願いをし、講座の開設に努めてまいりたいと考えております。
次に、公民館等本庁と外部施設の情報通信につきましては、浦和市全体の情報化を図る必要性があり、生涯学習に限らず幅広く情報を市民に提供できるように、各施設を結ぶ情報ネットワークの構築が強くもとめられておりまして、現在、浦和市地域情報化計画の浦和イントラネットの構築による整備事業の一貫として情報通信システムとしてのパソコンを本年度市内4つの公民館に配備したところでございます。
今後、公民館は地域のための情報センター的施設としても機能するよう地域情報化計画に沿って推進してまいりたいと考えております。