ネットワークUについて
<平成12年3月議会 一般質問>
萩原あきひろ
続いて、開設10周年を迎える教育研究所の事業の一つ、ネットワークUの現状と将来についてお伺いをいたします。
平成6年9月に開設した教育研究所のネットワークUのシステムは、教育研究所のコンピュータを基地局として、市内のすべての学校や教育委員会に設置されたコンピュータと結ばれ、多くの情報が瞬時に、また同時にやりとりすることができる、浦和市が他市に誇れる画期的なシステムであると私は認識しております。このシステムの開発については、最小の費用で職員の皆様が研さん努力をされ、多くの困難を乗り越え、最大の効果を上げたと伺っております。ネットワークUの現状と特徴についてお伺いいたします。
教育研究所ではホームページの作成をし、平成11年6月にはインターネット環境への接続が開始され、現在1万8,000件を越すアクセスが行われたと、アクセスカウンターが示しております。各校でも本年1月には小学校42校、中学校19校、市立高校2校、市内63校のすべてで独自のホームページが作成され、各学校からの情報の発信を始めたと伺っております。私も、その内容については何度もアクセスし、承知をしておりますが、子供たちがこのシステムから、どのような情報を得ることができるのか、お伺いをいたします。
次に、そのシステムをインターネット環境へ接続させるうえで特に留意された点について、また、電子メールの管理やそのセキュリティ等、独自のシステムが構築されていると伺っておりますが、その特徴等についてもお伺いをいたします。
今日までのこのシステムの開発には、どのくらいの費用がかかっているのか、また、運用費用等は毎年どのくらい必要なのかもあわせてお伺いをいたします。
インターネット環境への設備やソフトの技術の整備が急速に構築され、インターネットのホームページの検索会社ヤフーの株価が上場当時、200万円であったものが、つい先日、1億円を越えて、その高騰が話題となりました。今後、調査・研究の目的や、学校教育の中で生まれたたくさんの情報を子供たち自らが発信し、地域や全世界に向けての情報発信源としての役割を果たすことが大切であると思います。ネットワークUの将来についてどのような構想を持っておられるのか、お伺いをいたします。
<答弁>
ねっとわーくUに関して申し上げます。
浦和市教育情報ねっとわーくUは、教育情報の提供と教育に関する様々な情報交換とを通して、浦和市学校教育の向上に資するため、毎年その設備と活用の充実に努めております。
議員御案内のように、すべての学校が教育研究所を通してネットワーク環境に結ばれたところでございます。
さて、子供たちが得る情報でございますけれども、一つ目として、浦和の自然や文化財などの教材、二つ目、学校図書館の図書情報、三つ目、教育研究所が開発した教材、四つ目、市内全小・中・高等学校のホームページなど、本市が独自に構築した情報のほか、インターネットを通して広く学習に役立つ情報を得ることができます。
次に、インターネットに接続するうえで特に留意した点でございますが、ファイアーウォールと呼ばれるセキュリティシステムに加えて、パスワードや電話番号などで利用者を確認する二重のガードを設け、外部の不正な進入からネットワークを保護いたしました。
また、性や暴力など、子供たちにとって有害な情報はカットできる点が特色となっております。
次に、システムの開発、運用に要した費用でございます。
この事業は、5年間で完成させる計画でありまして、初年度である平成11年度は、およそ1,500万円であります。
なお、このほか、国の緊急地域雇用特別基金事業、また、学校図書館情報化活性化推進モデル地域事業でホームヘルパーなどの充実を行いました。
各学校が使用に要する費用でございますが、教育研究所を通して構築されております。
次に、今後のねっとわーくUの構想について申し上げます。
既にご案内のとおり、平成14年度から全面実施される新学習指導要領においては、情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用する学習活動の充実が求められております。
ねっとわーくUは、児童・生徒の学習を支援する本市の特色ある情報通信ネットワークとして、学校図書館をはじめ、コンピュータ室や教室からもインターネットによる学習が実施できるよう、コンピュータ活用環境の拡大・充実に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。