新幹線環境空間の利用について
<一般質問 平成13年3月>
○萩原あきひろ
1年前の三月議会で質問させていただいたJR新幹線等の線路沿いの環境空間について、合併を前に再度その後の状況と今後の予定についてお伺い致します。
前回のご答弁等によりますと、平成4年に3市議会議長より要望書等が提出され必要な箇所の有償譲渡等について一定の要望がなされたようでありますが、その後3市合併が目前となった現在の状況として、具体的にどのような進捗がなされているのかお伺い致します。
現在内谷6・7丁目における地元自治会を中心とする皆様の要望を受けて、埼京線西側のJR所有の環境空間について公園整備の計画が進められていると思いますが、その進捗についてお伺い致します。
中浦和駅の駅前広場についても環境空間を有効利用し整備を計画中とお伺いを致しておりますが、その進捗状況についてもお伺いを致します。あわせて今後の環境空間を利用した整備計画についてもお伺い致します。
次ぎに、再開発事業についてお伺いを致します。
武蔵浦和東口駅前広場については、この3月17日に竣工式が予定されており、新しい浦和の顔としての駅前整備が着々と進められていることは地域住民としても大変うれしい事であります。
そこで、武蔵浦和東口駅前広場の整備状況と他の街区の現況、また 今後の計画について、お伺いを致します。
〇 松澤栄次郎都市計画部長
新幹線、環境空間の利用について、公園新設と今後の利用計画についてお答え申し上げます。
環境空間につきましては、御承知のとおり、東北上越新幹線が高架式で建設されることに伴い、沿線地域の環境対策の一つとして確保された用地であります。地元3市と旧国鉄、現在のJR東日本ですけれど、の間では、無償有償論について、その認識の違いから今日まで解決は図られない一方、昭和60年の埼京線の開業等により、沿線地域の市街化が著しく、新たなまちづくりの期待が高まってきたことなどから、平成4年3月議会において、東北上越新幹線沿線の環境空間に関する要望書が、全会派一致で議決され、これを踏まえ、地元3市議会議長から、知事及び県議会議長あてに必要な箇所の有償譲渡もやむを得ないとの要望書が提出されたところであります。
環境空間全体の整備につきましては、県及び地元3市で策定しました、環境空間整備計画、GCP21プランでございますけれど、を踏まえまして、新たなまちづくりが求められている武蔵浦和駅、中浦和駅周辺の再開発事業などにより順次計画を推進しているところであります。
しかしながら、市街地の中に、枕木や鉄線で囲まれた状況から、議会や地元の皆様からの防犯上や環境面での問題の御指摘をいただいてきたところであります。
これらの改善をはじめ、地元のまちづくり、地域づくりに寄与できる活動方策について、平成11年11月、県及び地元3市とJR東日本において、緑地、緑道などの緑地空間の確保を含む,有効活用についての合意書を取り交わしたところでありまして、現在、JRにおいて、その暫定利用、有効活用が検討されていると聞いております。
ご質問をいただきました環境空間関係の整備のうち、内谷6丁目、7丁目地区の公園新設計画についてでございますが、御承知のとおり本市では、市民が身近に利用できるライフ公園の整備事業として、グリンパラソル推進事業を実施しているところであり、新市移行後も引き続き積極的に推進していくこととしております。
内谷地区につきましては、埼京線沿線の人口急増地域であり、地元の多くの皆様からもたくさんの御要望をいただき、公園整備の重点地域として認識しているところでありまして、御質問の環境空間の用地につきましては、暫定利用、有効活用の基本協定の合意事項をふまえ、早期公園整備の実施へ向けて、JR東日本と具体的協議を進めているところでございます。
次に、中浦和駅前についてでございますが、駅に西口つきましては、駅前広場などの公共施設を含むまちづくりが予定されておりますが、東口の駅前につきましては、都市計画施設の位置づけがなされておりませんが、乗降客数が3, 4倍に増加した今日、駅前整備の必要性と、別所沼公園、県庁、特に新市、さいたま市役所や中心市街地の西の玄関口にふさわしいまちづくりの一環として、駅東口駅前環境整備計画と位置づけ、現在、JR東日本及び関係所管と協議を進めているところでございます。
また、今後の環境空間の整備につきましては、新市建設計画の主要事業として位置づけられているところでありまして、魅力ある居住環境、都市環境の形成等の施策の目標の実現化を目指し、御質問いただきました内谷地区の公園新設及び中浦和東口駅前環境整備を含め、地元のまちづくり、地域づくりに寄与できるよう、今後とも鋭意取り組んでまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。