教職員の健康の管理・指導について
<一般質問 平成11年9月議会>
○萩原あきひろ
過日、広島の高校で校長先生が「君が代」の問題を苦に、自らの命を絶たれました。心より哀悼の意を捧げる と同時に、先月、国歌としての「君が代」が制定されたことに対して、深い意義を感じているものであります。
この問題は様々な話題を呼び関心を集めました。
浦和市近郊も集合住宅が増え、地域社会との連帯感が薄れつつある今日、子どもたち自身の考え方、保護者 の学校に対する考え方が、大きく変わりつつあります。
指導される側の子どもたちの環境も数十年の間に大きく変わり、体罰の根絶や、こどもたち自身の人権もはっ きりと認められてきています。 精神的に一番揺れ動く多感な児童たちを、指導してくださる先生方も、大変な苦 労をされていること推察致します。
浦和市では、さわやか相談室、教育研究所等の児童を支える支援機関は整備されてきました。
そこで、管理職や教職員の先生方のメンタルケアーにおいても整備の必要があると思いますが、ご見解をお伺 い致します。
また、支援の体制等の現状においてもお伺い致します。。
私は、子どもたちの心を支える先生の精神こそ、一番強固で、安定していなければならないと考えております。
<答弁>
○浅見匡教育長
教育行政についてのうち、教職員の健康の管理・指導についてお答えをいたします。
近年、児童・生徒の心の健康が大きな問題として取り上げられていることは、十分承知をしているところでございます。本市教育委員会といたしましては、ボランティア相談員の配置等、児童・生徒を支える支援体制の整備に努めているところでございます。
教職員がこの問題に対応するためには、教育相談や生徒指導の技術の向上はもちろんのことでありますが、対応に当たる管理職や教職員自身の健康がたいへん重要であると認識しております。
また、教職員自身も様々な悩みを持ちながら、児童・生徒の指導に当たっておりますので、教職員相互の協力体制も大切であると考えております。教育委員会といたしましては、今後も対応を十分考えて進めてまいりたいと存じます。
私からは以上であります。
<再質問>
○萩原あきひろ
教職員の健康の管理・指導に付きましては 小・中学生とくに新入学の児童・生徒の始めての新しい先生との 出会いは、その後の学業やクラス運営にも大きな影響を与えるそうです。揺れ動く子供たちの心をしっかりと受 け止めて支えつづけていただけるよう、子育て、真っ盛りの保護者としても改めてお願いすると同時に、新たな期 待も込めましておねがいし、その先生に対する健康の支援の体制についてお伺いし、要望と質問とさせて頂きま す。
<再質問の答弁>
教育行政についての再質問に順次お答えいたします。
まず、教職員の健康管理などに対する支援体制の現状についての御質問でございますが、現在、各学校では、学校医と連携して健康診断や日常の観察健康相談等を実施するとともに、校長、教頭が教職員のメンタルヘルスケアに努めているところでございます。今後、医師会等関係機関と協議し、教職員の健康管理の充実を図ってまいりたいと考えております。